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日は入り、客は去りて、昼の騒ぎはただ台所の方かたに残れる時、羽織袴はかまは脱ぎすてて、煙草たばこ盆をさげながら、おぼつかなき足踏みしめて、廊下伝いに奥まりたる小座敷に入り来し主人の山木、赤禿はげの前額ひたえの湯げも立ち上らんとするを、いとどランプの光に輝かしつつ、崩くずるるようにすわり、
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