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赤松の間に二三段の紅こうを綴った紅葉こうようは昔むかしの夢のごとく散ってつくばいに近く代る代る花弁はなびらをこぼした紅白こうはくの山茶花さざんかも残りなく落ち尽した。三間半の南向の椽側に冬の日脚が早く傾いて木枯こがらしの吹かない日はほとんど稀まれになってから吾輩の昼寝の時間も狭せばめられたような気がする。
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