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エロ好きなav「いけません、いけません」「何がまあだ。分りもしない癖に」
急に私の背後うしろから下駄の音がして来たかと思うと、ぱったり立止って、向うの石垣の上の方に向いて呼び掛ける子供の声がした。見ると、茶色に成った桑畠を隔てて、親子二人が収穫とりいれを急いでいた。子供はお茶の入ったことを知らせに来たのだ。信州人ほど茶好な人達も少なかろうと思うが、その子供が復た馳出かけだして行った後でも、親子は時を惜むという風で、母の方は稲穂をこき落すに余念なく、子息むすこはその籾を叩たたく方に廻ってすこしも手を休めなかった。遠く離れてはいたが、手拭を冠った母の身からだを延べつ縮めつするさまも、子息のシャツ一枚に成って後ろ向に働いているさまも、よく見えた。
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