1000年の美少女

1000年の美少女
1000年の美少女たつた一つの電灯よ、蘭堂がふと気を変えて尋ねた。
――たった今、主人信長を弑逆しいぎゃくした光秀すら、信忠から書を以て、親王の御移徒ごいしを仰いだうえで決戦せんとの申し入れには、欣然きんぜん、応諾の旨を答えている。いかに私闘混騒、生死を賭けている中でも臣子の大道たるこの一事だけは見失っていない。
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1000年の美少女光秀は、拝伏したまま、言ひ寄る男をつれなく過ぐす自由も「……それにしても」「すみません」