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銀行にあらわれたときは、まず、きみが老紳士に化けて応接室にはいり、横丁に開いている窓から、この犬をいれて、豹の皮をきせ、じぶんは変装をして、若い銀行員に化けた。そして、応接室をぬけだしてしまった。そのあとへ支配人が応接室へ帰ってくると、黄金豹が安楽イスに、こしかけていたというわけだ。そして、みんなが豹に気をとられているすきに、若い銀行員に化けたきみが、金庫のなかにはいって、札たばを盗み、豹が二階にかけあがって、べつの階段からおりてくるのを待ちぶせて、豹の皮をはぎ、もとの犬にもどして、なにくわぬ顔で、裏口から逃げだしたのだ。これだけのことを、しらべるのにも、ぼくはずいぶん苦労をしたものだよ。」
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