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ここまで云って言葉を切ったと思うと、正木博士は不意に身軽く、如何にも自由そうに廻転椅子から飛降りた。自分の考えを踏み締めるように両手を背後うしろに組んで、一足一足に力を入れて、大卓子テーブルと大暖炉ストーブの間の狭いリノリウムの上を往復し初めた。
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