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新築の家というは小屋に近く建ててあった。私達はその家の方へ案内されて、そこで一晩泊めて貰った。漸く普請が出来たばかりだとか、戸のかわりに唐紙からかみを押つけ、その透間から月の光も泄もれた。私達は毛布にくるまり、燈火あかりも消し、疲れて話もせずに眠った。
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