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一首の意は、『とほく物をこそ思へ』に中心點があり、とほく深く皇國をおもふ、といふ意味となつて、その前半は即ち序詞のやうな形式になつてゐるのだが、併し意味のない序詞ではなく、北邊防備の畫策があつたがために、『みちのくの外なる蝦夷の外を漕ぐ』云々の句が、おのづからにして作者の意識のうへに浮んだものとおもへる。
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