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わたくしはこう思う心の喜ばしさを外崎さんに告げた。そしてこれまで抽斎の何人なんひとなるかを知らずに、漫然抽斎のマニュスクリイの蔵※者ぞうきょしゃ[#「去/廾」、U+5F06、24-15]たる渋江氏の事蹟を訪ね、そこに先ず『経籍訪古志』を著あらわした渋江道純の名を知り、その道純を識っていた人に由って、道純の子孫の現存していることを聞き、ようよう今日こんにち道純と抽斎とが同人であることを知ったという道行みちゆきを語った。
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