ff6クイック連続魔「……うーむ」鳥の心を君知るや、
宇乃はそのときそう思った。甲斐の母だというだけでなく、宇乃は津多女が好きで、心の中ではつねに「おばあさま」と呼んでいた。津多女の宇乃に対する態度にも、そう呼ぶことを認めているようなところがあった。それだけに、そのときの冷たい凝視は骨にしみるようだったし、眼ちがいをしていたようだ、という言葉は辛辣しんらつであった。それから五六日のちの或る夜、夕餉ゆうげのあとで茶を喫しながら、津多女はさりげない調子で云った。
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