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眞淵の歌は六十歳ごろから益々萬葉調となり、純粹に古調となつて行つたが、宣長の方は、古風と近風と使ひわけをして歌を咏んだ。『朝日ににほふ』の歌は、その中の近風の歌に屬するもので、一般の人々に分かりよい、大衆性を餘計に持つて居るものである。かういふ作歌態度は態度としてはいかがともおもふが、國學の思想を説くにあたつては是非必要なことであつた。
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